【仮シラバス】危険物取扱者 乙種第4類

統計・学術系

危険物取扱者 乙種第4類

1. 危険物に関する法令

消防法上の危険物と規制
  • 消防法上の危険物の定義
  • 指定数量(第4類危険物の各品名ごとの数値)
  • 倍数計算(複数の危険物を貯蔵する場合の計算)
  • 適用除外(航空機、船舶、鉄道等の規制除外)
製造所等の区分と手続き
  • 製造所等の分類(製造所、貯蔵所、取扱所)
  • 設置・変更の許可申請手続き
  • 完成検査と完成検査前検査
  • 仮使用の承認手続き
  • 仮貯蔵・仮取扱の制限(10日以内の特例)
  • 品名・数量・倍数の変更届け出(7日前まで)
  • 製造所等の譲渡・引渡しの届け出
  • 用途廃止の届け出
危険物取扱者制度と保安体制
  • 危険物取扱者免状の種類(甲種、乙種、丙種)
  • 免状の書換え・再交付手続き
  • 保安講習の受講義務(講習周期)
  • 危険物保安監督者の選任要件と職務
  • 危険物施設保安員の職務
  • 危険物保安統括管理者の選任要件
  • 予防規程の作成と変更の認可
  • 定期点検の義務と点検記録の保存
安全基準と行政命令
  • 製造所等の基準(保有空地、保安距離)
  • 標識と掲示板の設置基準(危険物の品名、数量、火気厳禁等)
  • 貯蔵・取扱いの共通基準(遮光、換気、容器の密封)
  • 運搬・移送の基準(混載制限、イエローカードの携帯)
  • 措置命令、使用停止命令、許可取消処分

2. 基礎的な物理学及び基礎的な化学

基礎的な物理学
  • 物質の状態変化(固体、液体、気体)
  • 融解、凝固、蒸発、凝縮、昇華
  • 潜熱(融解熱、蒸発熱)
  • 熱の移動(伝導、対流、放射)
  • 熱膨張(体積膨張、線膨張)
  • 静電気の発生メカニズムと帯電
  • 静電気の対策(接地、湿度保持、流速の制限)
  • 圧力と比重(気体の比重、液体の比重)
基礎的な化学
  • 物理変化と化学変化の違い
  • 純物質と混合物
  • 元素、原子、分子
  • 化学反応式と質量の保存の法則
  • 酸と塩基(アルカリ)、pH(水素イオン指数)
  • 中和反応と塩(えん)の生成
  • 酸化と還元(酸素の授受、電子の移動)
  • 金属の腐食と防食対策
  • 有機化合物と無機化合物の特徴
燃焼及び消火の理論
  • 燃焼の三要素(可燃物、酸素供給体、点火源)
  • 燃焼の四要素(燃焼の連鎖反応の継続)
  • 引火点、発火点、燃焼範囲(爆発範囲)
  • 燃焼の形態(蒸発燃焼、分解燃焼、表面燃焼、自己燃焼)
  • 消火の原理(除去消火、窒息消火、冷却消火、抑制消火)
  • 火災の分類(普通火災:A、油火災:B、電気火災:C)

3. 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

第4類危険物の共通特性(総論)
  • 引火性液体であること
  • 常温(20℃)で液体であること
  • 蒸気は空気より重いこと(蒸気比重が1より大きい)
  • 液体の比重は水より軽いものが多い(水比重が1より小さい)
  • 水に溶けないものが多い
  • 電気の不良導体であり、静電気が溜まりやすいこと
  • 引火点が著しく低いものが存在すること
第4類危険物の共通の火災予防・貯蔵・取扱基準
  • 火気、火花、高温体との接触を避けること
  • みだりに蒸気を発生させないこと
  • 容器は密封し、冷暗所に貯蔵すること
  • 換気・通風を良くし、低所に滞留する蒸気を屋外の高所に排出すること
  • 静電気の発生を防ぐため、流速を制限し、接地(アース)を設けること
第4類危険物の共通の消火方法
  • 窒息消火(二酸化炭素、粉末、泡消火剤による空気の遮断)が基本であること
  • 水による消火は、危険物が水に浮いて火災を拡大させるため原則として禁忌であること
  • 水溶性液体(アルコール等)の火災には、耐アルコール泡消火剤を使用すること
特殊引火物(各論)
  • ジエチルエーテル(引火点、発火点が極めて低い、過酸化物の生成)
  • 二硫化炭素(水より重い、水中保存の義務、発火点が100℃以下)
  • アセトアルデヒド(沸点が低い、銅・銀等との反応による爆発性物質の生成)
  • 酸化プロピレン
第1石油類(各論)
  • ガソリン(非水溶性、自動車用・航空機用、引火点がマイナス40℃以下、衣服の摩擦でも帯電)
  • ベンゼン(非水溶性、芳香族炭化水素、有毒性)
  • トルエン(非水溶性、ガソリンの代替溶剤)
  • アセトン(水溶性、有機溶剤、特異臭)
  • ピリジン(水溶性、弱塩基性)
アルコール類(各論)
  • メタノール(メチルアルコール、水溶性、有毒で視神経への影響)
  • エタノール(エチルアルコール、水溶性、飲料・消毒用)
  • プロパノール(水溶性、イソプロピルアルコール等)
第2石油類(各論)
  • 灯油(非水溶性、引火点40℃以上、家庭用暖房燃料、無色・淡黄色)
  • 軽油(非水溶性、引火点45℃以上、ディーゼルエンジン燃料)
  • 酢酸(水溶性、氷酢酸、刺激臭、凝固点が17℃と高い)
  • プロピオン酸(水溶性)
  • アクリル酸(水溶性、重合反応による発熱リスク)
第3石油類(各論)
  • 重油(非水溶性、A重油・B重油・C重油、粘度が高い、ボイラー燃料)
  • クレオソート油(非水溶性、防腐剤、独特の臭気)
  • アニリン(非水溶性、有毒性)
  • エチレングリコール(水溶性、自動車の不凍液、甘味、有毒)
  • グリセリン(水溶性、化粧品・医薬品原料、粘度が高い)
第4石油類(各論)
  • 潤滑油(シリンダー油、マシン油、ギヤ油、引火点200℃以上250℃未満)
  • 可塑剤(ジブチルフタレート等)
動植物油類(各論)
  • 乾性油(アマニ油、桐油、不飽和度が高く、布等に染み込むと自然発火しやすい)
  • 半乾性油(菜種油、ゴマ油)
  • 不乾性油(オリーブ油、ひまし油、ヤシ油)

コメント